子供達はピザやブルスケッタ、サラミやチップスなどのAntipastoを自ら取ってきて食べていました。
ビュッフェの後は着席し、いよいよメインのSPIEDO(スピエード)。スピエードとは、回転ロースターで焼く串焼き肉の事で、この地方ならではの名物料理らしいです。写真を撮りそびれてしまったけれど、回転しながら焼かれている串焼きのお肉を見ると、かなり食欲をそそられます。メニューには、Osacollo(Neck bone), Pollo(チキン), Costicine(リブ)とあり、3種類切り分けてありました。
その他は、ポレンタ、ハーブで煮込んだ豆、ホウレンソウ、この後はフレッシュ・サラダも。
夫が手にしているのが、デザートのSorbetto al Limone。お肉もいい味だったけれど、このソルベ(シャーベット)は今まで食べていたソルベは何だったんだ?とまで思わせる味でした。ソルベと言えば、ついついアイスっぽいのをイメージしてしまいますが、違うんですね。調べてみたら、本来ソルベとはフルーツベースを氷で冷たくした飲む物らしいです。このレモン・ソルベも、甘いけどレモンが効いていて、あっと言う間に溶けそうな薄い氷が入っている食べ物でもあり、また飲み物って感じでした。あまりにも感激してお代わりを2回した私は、その事を新婦に伝えると、これをプロセッコで作るともうそれこそ本当〜に美味しいのだそう。これより美味しい作り方なんてあるのかしら!
ハート型❤️ 新婦のおばあさまは何と95歳。Antipastoからしっかりと食べ、自分でまわって出席者とおしゃべりし、とにかく見習いたいたくましさ。そんなおばあさまも甘い物が大好物らしく、早くこのケーキ食べたいと、出席者を笑わせるユーモアまで!
中は意外にも、パイのようなサクサクな生地にクリームがたっぷりで、外観と同様、中も凝っていて美味しかったです。幸せのおすそ分けをいただきました。
ケーキもいただき、コーヒーやグラッパ、デザートワインでお食事終了と思ったのが、確か17時頃。しばらくしたら、テーブルのキャンドルに火が灯され、今度は夕食が準備されました。終わったと思ったら、また1から始まると言った感じで、話に聞いていた通り、イタリア人は食べ続けると言うのは本当?この食に対する気遣いがイタリアって感じが私はします!!子供達はお腹が空いていたので助かりました。
この豆スープもこの地方のもので(これもドイツっぽい!)で、子供達はパンやサラミ・チーズと一緒にモリモリと食べていました。