2014年12月2日火曜日

グラースへ

11/23

ニースに到着した翌朝、ニースから電車で1時間の所にあるグラースに行って来ました。平日にゆっくり行こうと思っていたら、甥が皆と一緒に行きたいと言うので、日曜日のこの日しかなく。まあゆっくり行けばいいかなと思っていたら、結果とんでもなく疲れる旅になってしまった。

ニースの駅で。
グラースの駅に到着し、香水博物館行きのバスは30分以上こない。 グラースの駅周辺は何もなし。博物館は山の上。大変だけど、歩いたら十数分で行けると姉が調べたので、それならお天気もいいし歩くか、と歩き出し。途中、グラースの歴史ある小道(=古い階段)を次女を乗せたバギーを持ち上げて登ったり、それでなくても田舎なので、道が悪くてしょっちゅうバギー&次女を担ぐはめになり、荷物は多いわで、私はもう疲れきって声も出ない感じ。相当体力がある私がこうだったのだから、どれだけ大変であったかわかっていただきたい・・・もちろん、十数分で行けるなんて大間違いで、姉に調べさせた私がいけなかった。前日の旅の疲れもあり、怒りたくても、怒る気力も体力もなかったわたし。やっとの事で到着した際、子供達が元気そうだったので、よしとしました。ほら、皆元気そうでしょ?☝
博物館に入る前に、まずはランチ&休憩。旅先で困るのが、長女はレストランでほとんど食べません。最近ではフレンチフライさえも食べなくて困る。
私は海が近い所にいるのでカラマリのフリット。ワインでなく、ビールにしたら、姉にドイツ人だねえと言われた。授乳もあるし、あまりに疲れていたので、ワインは危険なのでやめておきました。
歩いて外に出たがる次女を追いかけながらのランチ後、元気になった所で、それでは目的のThe Fragonard Museumへ・・・
ん???なぜ閉まっている?お昼休みはないと調べておいたからシエスタはないはず。
どうやら、たまたま年間休日の日だったらしい。休日は調べて行ったはずなのに、HPに書かれてない 年間休日にあたってしまった。世界中から観光客が来るだろうに、書いてないのに勝手に休んじゃう所、フランスでしょう?
幸い、The Fragonard Museumの隣りに、The Museum of Perfumes(入場無料)があり、そこに大きなお土産屋さんも入っていたので、パパへのお土産を買って帰りました。

私が香りのものはあまり好まないので、今までディフューザーを買った事がなかったけれど、この『MENTHE BASILIC』の香りは本当によくて、なくなったらどうしようと思うくらい気に入っています。長女にどの香りが一番いいか聞いてみても、やっぱりこれで、私の姉も真似をして買っていました。パパはローズの香りも好きだけど、南仏らしくこっちにしてよかった。

ちなみに、帰りも1時間に1本の割合で来るバスの時間が合わず、歩いて下って行ったら、これまた1時間に1本の電車に乗り遅れ、駅で次の電車を待ちました、とさ。でもまあ、激疲れただけで、子供3人連れて無事に楽しく行って来られたので、いい思い出になりました。

Fragonard Parfumeur
http://www.fragonard.com/parfums_grasse/senteurs-maison/diffuseurs-d-ambiance-c-207.htm