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娘が納豆好きなので、娘の夕飯や週末のお昼などは、納豆ご飯の事が多いです。あれこれ作っても食べなかったりするので、ついつい納豆に頼ってしまったり。。。納豆1パックに鰹節をたくさん入れ、後はその日の気分でネギを入れたり、すりゴマ、青のりを入れたり。
納豆や枝豆は、家から近いアジアンマーケットではなく、日本食材店まで行って購入しているのですが、1パック当たり1.2ユーロと日本の感覚でいると高いと感じる。私の場合、”娘が食べる栄養ある食材(しかも超手軽)”という事で、高いも何も言っていられないのだけど。でも、消費が早いので何度も買いに行くのも大変だし、冷凍庫の中で場所をとるのも困りもの。
自分の中で、納豆=健康食と言うイメージが強く、私もできるだけ食べるようにしていて、日頃から自分で手作りできたらな〜と納豆菌は既に調達済みだったので、(やっと重い腰を上げて)納豆作りに挑戦してみました!
私が納豆菌を購入したKOJI-ZAでは、手作り納豆キットも販売しているのだけど、私が目を付けていたのはヨーグルトメーカー(ドイツで使うので、230Vのもの)。インターネットで調べに調べ、ついに納豆作りに向いていそうなヨーグルトメーカーを購入・・・直前でふと、オーブンでもOK?と考え直し、まずは1回オーブンで作ってみる事に。我が家はジューサーを買ったばかりだし、ホームベーカリー、タジン鍋、チーズフォンデュ鍋など、これ以上、我が家のこの狭いキッチンに物を増やしたくないので、、、
いろーーーんな人の失敗例・成功例をインターネットで読み、自分が気を付けた点は、次の通り。
・(納豆)菌を扱うので、道具の煮沸は必ず行う事。
・発酵時、大豆が呼吸できるよう、蓋はずらし。
・蓋に付いた水滴が大豆に落ちないように、蓋の下にキッチンペーパーをかぶせる。
・オーブン内にお茶碗一杯の水を入れておく。
・納豆菌は少なめよりは、多めに。
・大豆は煮るのではなく、少々長めに蒸す。
納豆作りはかなり難しいらしいので、まあ1回目は失敗して当たり前だろうと思い、逆にかなり適当だったのは、一番肝心な温度調節。実は温度計も持っておらず・・・
我が家のオーブンは、オーブン内の電気を付ける(何度になるのか不明)、もしくは最低設定温度が50度なので、オーブンは50度で(KOJI-ZAの説明によると、発酵温度は約40度で22時間〜24時間とある)。
そこで、大豆が熱くなり過ぎないよう、厚めの容器を選び、使ったのは、タッパウエア社の蓋付きオーブン用Kasserolle容器。
しかし、寝ている間や出掛ける時にオーブンを付けっぱなしと言うのが、どうしても落ち着かず、結局、寝る前にオーブンを消して、熱湯を入れた湯たんぽを入れました。いつも通り、肝心な所で、なんだかものすごく適当な自分。
朝起きたら、湯たんぽの水は冷めていたので、これでうまくいくのかな〜と思いつつも、熱湯に入れ替え、その後もう1度お湯を入れ替え、24時間後に取り出してみると、あれ?何だか見た目が成功例で見たように、白い膜が張っている!しかも香りもよく、失敗例でよく書かれていたアンモニア臭もなし。
発酵が足りないのかしら?と持ち上げてみると、軽く60cm以上糸が伸びて、市販のものでもここまでは粘らないだろう、と言うくらいのものすごい粘り。なんだか成功したみたいです。
小分けにして、一晩熟成させた後、冷凍。
今回250gの大豆から作って、16パック小分け冷凍出来ました。
肝心の味は、普通の納豆!普段、冷凍で売られているものを解凍して食べているからか、やはり作り立てのこちらの方がおいしいし、粘り気もすごいです。
自分の中では、納豆菌を多めに入れたのがよかったのでは?と思っています。
ビギナーズラックで終わらず、2回目以降も成功しますように!!
KOJI-ZA
http://www.koji-za.jp/item/nattokin.php#nattokin